関電トンネルトロリーバス(かんでんトンネルトロリーバス)

    関電トンネルトロリーバス(かんでんトンネルトロリーバス)は、扇沢駅長野県大町市)と黒部ダム駅富山県中新川郡立山町)間を関電トンネル (5.4km) を介して結ぶ、関西電力無軌条電車(トロリーバス)およびその路線である。

    立山黒部アルペンルートの一部である。路線のほとんどが関電トンネル(大町トンネル)と呼ばれるトンネルで、関西電力黒部川第四発電所関連施設の建設のために建設され、1958年に貫通したもので、現在でもトロリーバスの運行のみならず、黒部ルートとともに工事用資材輸送にも使用されている。

    日本で最大の資本金を持つ鉄道会社は、この関電トンネルトロリーバスを運営していることを根拠に関西電力といえる。

    トロリーバスの運営は関西電力(本社・大阪府大阪市)だが、長野県内に路線があるため送電区域の関係上、電気の供給は中部電力(本社・愛知県名古屋市)となっている。

    路線データ

    • 路線名:なし

    • 路線距離(営業キロ):6.1km

    • 駅数:2駅(起終点駅含む)

    • 複線区間:全線単線(関電トンネル中央部に行き違い設備あり)

    • 電化方式:直流600V

      • 閉塞方式:カウンターチェック(台数確認)式・スタフ閉塞式併用

        • 途中のトンネル内信号所で対向車と交換するが、全区間を一閉塞とした併合閉塞で運行する場合もある。続行運転時は最後尾の車両がスタフを携行する

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